当社の舞台音響効果に対する基本的考え方
当社は舞台公演で不可視な「音」を扱うことを主業務としています。
以前から「音響プラン」「音響プランナー」「音響デザイン」「音響デザイナー」といった業界内で定着している立場で認識されていますが、本来プラン、デザインとは結果が可視なものに使われている言葉です。舞台で言えば舞台美術、照明、映像、衣装、小道具、メイク、特殊効果などすべて可視なものです。人はこの可視なものに対しては評価を下しやすく、逆に不可視なものについての評価は千差万別になる傾向があります。これは音楽や味覚の評価と似ています。
そこで当社は「音響アーティスト」を目指した教育および日常業務に力を入れています。故に他の組織とは大変異なった組織になっています。
経営・業務理念
舞台音響効果を主業務とする当社は音響哲学、音響技術、舞台技術、舞台芸術の習得を基本とし、社会人として「人格の向上」「舞台人としての向上」の人間教育を基本に、より高い舞台作品創造のために努力しています。同時に社員個人の自主性を重んじ、課せられた業務に対しての義務と責任の明確化ができ、かつ創造力豊かな人材育成を目的としています。
「一歩進んだ音響家」=「音響アーティスト」
の集団になることが当社の理念です。